フリフリチキンのKahana's 自動回転式炭焼き丸鶏

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2013

03

23

皮はパリッ、中はジューシーにする為に徹底的に炭にこだわりました

kahana’sで使っているいろいろなもの・・材料、味付け、焼く機械、お店の飾り etc。。。

かなりこだわって 選んでいるのですけど。。

ランチボックスに続いて、kahana’sで 使用している炭のお話をさせていただきたいと思います。

炭って一言に言っても、たくさんの種類があるのをご存知ですか?

私も、この仕事を始めるまで、炭と言ったら、「備長炭」とか「チャコール」とか「木炭

」とか「豆炭?」とかくらいしか聞いたことがありませんでした。。。

しかも、聞いたことはあってもその違いは全く知らなかったです。

「備長炭」は、高級炭で、高い焼き鳥屋とか焼肉屋とかで使用しているとか。。

「チャコール」は、BBQで使用する炭で、比較的安価で手に入りホームセンターとかで売ってるのはこれが多いとか。。

豆炭は、七輪に使用するとか。。

しかし、日常では 炭は、あまり馴染みのないものでした。

そして、ハワイで食べた フリフリチキンを日本で再現したいと思ったとき、かなり選ぶのに苦労したのが炭でした。

「たかが炭 されど炭」 だったのです。

もちろん、材料である 丸鶏にもこだわってますし、味付けもしかり・・

でも、どんなに良い材料を選び、厳選した味付けをしても、炭焼きである限り 炭と焼き方で全く焼き上がりが違うことに何度も試行錯誤していて気がつきました。

やはり、炭焼きですから、外はパリッ!!中はジューシー!!が必須です。

それで、炭について勉強したのです。

炭は、大別すると天然炭と人工炭があり、それぞれにまたたくさんの種類があることがわかりました。

炭によって火力や火持ちといった特性が異なり、また価格も違うということも。。

鶏を焼く場合の最良の炭は、白炭で。。代表的なものは備長炭です。

火力が強く、火持ちが良い、遠赤外線効果が高く、素材のうま味を引き出して美味しく焼き上げることができると 良いとこばかりのようです。。

ただし、着火に時間が掛かりやすくしかも人工炭より価格が高いのが欠点です。しかも、試してみたのが安い備長炭を使用したためか、爆ぜる爆ぜる!!恐ろしい程。。(>_<)

そこで、見つけたのが、人工炭のオガ炭と言うものでした。

これは、木材加工時に発生するオガ屑を加熱圧縮して製造する成型薪『オガライト』を炭化させたもので、通称『オガ炭』と呼ばれるものです。

オガ炭は普通の木炭とは違い、爆超(焼けた炭が弾け飛ぶこと)の心配がなく、またオガ屑を原料にしているので環境にやさしいecoな木炭として注目されているのだそうです。

これです!!これをkahana’sでは使用しようと決め、ネットで検索し、あちこちのものを買っては 使ってみました。

しかし。。どこの炭も、火付きは良いのだけど。。火力的にちょっと弱かったり。

匂いがあったり、火持ちが良くなかったりと、なかなかこれといったものが見つかりません。

試行錯誤を繰り返していたとき、たまたま見つけた 「兵庫炭化工業株式会社」のHP

国産のできれば岡山から近い場所の炭をさがしていたので、ダメ元で注文してみました(それまで散々落胆を経験していたので。。)

そして、来た炭

柏炭という名前で、白炭の状態まで加工してあります。

まず、火付が非常に良いです。

そして、火力も強い。

灰があまり出ません。

そして、匂いが悪くない。ここは、かなり重要でした。

最高の炭を見つけたと思いました。

そして、この炭で 「kahana’s チキン」は、フリフリと美味しく焼かれます。

一度、この炭で焼かれている 「kahana’s チキン」見に来てくださいね。(^O^)